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FOSTEX G1300MG、透き通るような解像感と歯切れのよさ

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ソリッドで鋭角的な寒色系の鳴り

 スパッと斬れまくるナイフのようだ。ソリッドで鋭角的、金属質なその音は、「優しさ」とか「柔らかさ」などとはまるで対極にある。比較試聴したB&W 805Dのようなふっくらした厚み感や、音の重さもない。ひたすら軽やかでハイスピード、シャープな鳴りである。

 どこまでも透き通るような透明感と解像度が鮮烈だ。トランジェントもよく、ソースの変化に機敏に反応する。「ウォームな音がいい」という人にはおすすめできないが、高域が強くハッキリした歯切れのいい音が好みなら買いだろう。

 先代モデルと並べて聴きくらべたわけじゃないから確言できないが、低音の量が平均以下に絞れていた旧型より、下方向の量感が増した感じだ。

 シャープさにも磨きがかかり、かなり鋭敏、先代より全体にインパクトの強い音になった。(ただこの点はエージング不足かもしれず、正直シンバルの音などは耳に痛かった)。

 個人的には先代モデルの枯山水のように枯淡な味が気に入っていたので、現行モデルは彫りが深くなったぶん好みから離れた感じだ。もちろん「こっちの方が好きだ」という人はいるだろうから試聴は必須です、ハイ。

テーマ : オーディオ機器
ジャンル : 音楽

tag : FOSTEXG1300MGB&W805D

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