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自宅試聴システムのすすめ

激減するオーディオ店、地方の客は試聴ができない

 ネット上のオーディオ系・質問掲示板では、こんな決まり文句がある。

「田舎に住んでいるので試聴できません。どのスピーカーがおすすめですか? アドバイスをお願いします」

 いまや地方都市では、オーディオ専門店は絶滅危惧種だ。せいぜい町に家電量販店が1~2店ある程度、というパターンだって珍しくはない。しかもその家電量販店には、デノン製品とオンキョー製品が数機種づつしか置いてなかったりする。これでは試聴なんてままならない。

 かといって熱心なオーディオマニアでもなければ、電車に何時間もゆられてほかの町までわざわざ試聴に行く、なんて手間やコストをかけたりしない。一般ピープルならそれがふつうだ。で、冒頭にあげたような 「試聴できません。アドバイスください」 という決まり文句が出るわけだ。深刻な問題である。

自宅試聴システムでネット通販に差をつけろ

 いや、ごく一部のオーディオ専門店では一見の客にも機器を貸し出している。だがそんな奇特なことをやるのは限られた一部の店でしかない。オーディオ業界は十年一日のごとく、相変わらずの固定客商売である。(ゆえに市場規模は拡大しないし、それどころか先細りになる一方だ)。

 だがもしも、全国の専門店がいっせいに初めての客にも機器を貸し出す自宅試聴システムを構築したとすればどうか?

 リアル店舗にとって最大のライバルはネット通販だ。いまや消費者がネット通販でオーディオ機器を購入する比率は激増している。専門店にとって大きな脅威である。

 だがそのネット通販では当然ながら試聴はできない。ゆえに専門店が自宅試聴システムを備えれば差別化できるし、大きなアドバンテージになるだろう。

自宅試聴で一見客を取り込み、オーディオ市場を大きく育てる

 オーディオ不況にあえぐ業界が再生するには、まずマーケットを大きくする必要がある。

 なじみの客に自宅試聴させるのは当たり前だ。これでは結局、お決まりの固定客商売である。特定の限られた客とやり取りしているだけだから、いつまでたってもパイ (市場) は大きくならない。

 だが一見の客にも機器を貸し出すシステムをやれば、当然、新規のお客さんがどんどんふえる。右も左もわからない初心者さん(ミニコンポやラジカセからの卒業組)がドッと流れ込む。そして自宅試聴でピュアオーディオに目覚めた彼らの可処分所得が増え、30代~40代になったとき、そこには「まったく新しいオーディオ市場」ができる。これが市場を育てるということだ。では、これを客の側から見ればどうだろうか?

「ネット通販は安いけど試聴できない。だから音が好みかどうか確認できない。だけどあの専門店では手軽に自宅試聴ができる。しかも宅配便で聴きたい機器を送ってくれるからとてもラクだ。それだけでなく機器の組み合わせやスピーカー選びのコツなど、専門的なアドバイスももらえる。だからどうせ買うならネット通販でなく、あの専門店で買いたい」

 実際、このパターンで成功している店はある。あるいは小売店だけでなく、メーカーが直接、消費者に機器を貸し出す方法だってある。

 もちろんショップ側の手間やコスト、本人確認やセキュリティの問題など、クリアすべき関門はある。だが何かこれくらい思い切ったテを打たなければ、ジリ貧のオーディオ業界が生まれ変わるのはむずかしいだろう。

【関連記事】

『滅び行くオーディオ業界が生きのびるには?』

『誰も店舗でオーディオを買わない時代』

テーマ : オーディオ機器
ジャンル : 音楽

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