初めてのオーディオ選びのコツ
スッキリ系か? こってり系か?
まったく初めてオーディオを買う人に、製品を選ぶ際のアドバイスをするとしたらどうだろうか?
その場合は目安として、澄み切った音が好みか? それともこってり味がついた音が好きか? の二択で考えるといい。音をおおざっぱにカテゴライズすると、大きくはこの2種類に分かれるのだ。
前者は色付けのない音で、蒸留水のような透明感がありスッキリしている。「何もない空間」が手に取るようにわかるような音である。アンプに例えればNmodeなどが典型だ。
一方、後者は逆に色付けのある音で、自分の好きなタイプの「色」がこってり乗っている。前者は「味」がないのに対し、後者は好きな種類の「味」があるものだ。
年齢と好みの音の関係とは?
実は私は昔、こってりした後者の音が好みだった。アンプでいえばフランスのYBAみたいな音だ。このタイプは音に付いた「色」を楽しむような聴き方になる。どちらかといえば豊かな量感のある音だ。
ところが年を取るにつれ、なぜか前者の透き通った音を聴くようになった。理由はよくわからないが、「味」のついた音を聴くのがしんどくなったということなのかもしれない。人間は年を取るにつれ、枯泉水のように枯淡な音を好むようになるのだろうか?
ちなみに両者を聴き比べると、音色以外の要素として前者のタイプは立体的な空間表現がうまいケースが多い。私にとっては、この点も所有しているDYNAUDIOのスピーカーの立体感がある特徴とぴったりでいいあんばいなのだ。
やっぱり試聴は必要だ
さて、だがそうはいっても、まだオーディオの音というものを一度も聴いたことがない人に「どちらが好みか?」といっても意味がない。ゆえにやはりどうしても、最寄りのオーディオ店に行き実際に音を聴いてみるのが必須になる。
で、何機種か聴いてみて、自分は前者と後者、どちらが好みか考えてみる。そこでもし「後者だ」となったら、以後は後者のタイプのオーディオ機器を集中的に聴けばいい。
こんなふうに自分の好みの音を自分でカテゴライズしながら聴けば、オーディオ選びにあまり迷わなくなる。決められない、ということがなくなる。実際に試してみるとよくわかる。
さて、あなたはスッキリ系が好きか? それともこってり系が好きか? 試聴して自分はどちらのタイプなのか、体感してみよう。
まったく初めてオーディオを買う人に、製品を選ぶ際のアドバイスをするとしたらどうだろうか?
その場合は目安として、澄み切った音が好みか? それともこってり味がついた音が好きか? の二択で考えるといい。音をおおざっぱにカテゴライズすると、大きくはこの2種類に分かれるのだ。
前者は色付けのない音で、蒸留水のような透明感がありスッキリしている。「何もない空間」が手に取るようにわかるような音である。アンプに例えればNmodeなどが典型だ。
一方、後者は逆に色付けのある音で、自分の好きなタイプの「色」がこってり乗っている。前者は「味」がないのに対し、後者は好きな種類の「味」があるものだ。
年齢と好みの音の関係とは?
実は私は昔、こってりした後者の音が好みだった。アンプでいえばフランスのYBAみたいな音だ。このタイプは音に付いた「色」を楽しむような聴き方になる。どちらかといえば豊かな量感のある音だ。
ところが年を取るにつれ、なぜか前者の透き通った音を聴くようになった。理由はよくわからないが、「味」のついた音を聴くのがしんどくなったということなのかもしれない。人間は年を取るにつれ、枯泉水のように枯淡な音を好むようになるのだろうか?
ちなみに両者を聴き比べると、音色以外の要素として前者のタイプは立体的な空間表現がうまいケースが多い。私にとっては、この点も所有しているDYNAUDIOのスピーカーの立体感がある特徴とぴったりでいいあんばいなのだ。
やっぱり試聴は必要だ
さて、だがそうはいっても、まだオーディオの音というものを一度も聴いたことがない人に「どちらが好みか?」といっても意味がない。ゆえにやはりどうしても、最寄りのオーディオ店に行き実際に音を聴いてみるのが必須になる。
で、何機種か聴いてみて、自分は前者と後者、どちらが好みか考えてみる。そこでもし「後者だ」となったら、以後は後者のタイプのオーディオ機器を集中的に聴けばいい。
こんなふうに自分の好みの音を自分でカテゴライズしながら聴けば、オーディオ選びにあまり迷わなくなる。決められない、ということがなくなる。実際に試してみるとよくわかる。
さて、あなたはスッキリ系が好きか? それともこってり系が好きか? 試聴して自分はどちらのタイプなのか、体感してみよう。