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オーディオのためにどこまで生活を犠牲にするか?

生活コストをどこまでオーディオにかけるか?

 私はオーディオ機器を試聴するため隣の県にもふつうに行くし、タクシーに自分のスピーカーやらアンプやらをぶち込んでショップへも出かける。もはやタクシー代にいくら使ったかわからない。私は別にオーディオマニアではないが、音が聴きたくて手間を惜しまずどこへでも出かけて行く。

 だが音を聴くためどこまでやるか? は、当然、人によってさまざまだ。「自分はいい音で音楽を聴きたいが、隣の県まで試聴に出かける気なんてない」という人だってふつうにいる。というか、私みたいな特殊な人間よりそっちのほうが多いだろう。

 オーディオのためにどこまで手間をかけるのか?

 オーディオのためにどこまで生活を犠牲にするのか?

 当たり前だが、この度合いは人によってまるでちがう。どっちがいい悪いの問題ではなく、単にライフスタイルのちがいである。

 たとえばわかりやすい例が、スピーカースタンドだ。オーディオマニアなら、ブックシェルフ型のスピーカーはスタンドに設置するのが当たり前だと認識している。だが一般ピープルから見るとどうだろうか?

「スピーカースタンドにお金を使う気なんてないし、そんな大きなものを置く場所もない。スタンドに圧迫されて毎日生活するなんて考えられない

 これがふつうの人の感覚だろう。一方、オーディオマニアは家じゅうに好きなオーディオ機器があふれ返り、しまいには寝る場所がなくなって「自分は押入れで寝ようか」みたいなのが通例だ。

 つまりオーディオにどこまで生活コストをかけるか? オーディオのためにどこまで不便をがまんするライフスタイルを送るか? は価値観の問題であり、人によって千差万別なわけだ。

 何がいいたいかというと、「手間を惜しまず試聴に行け」とか「店が遠くても試聴に出かけろ」などというのは必ずしも正しいことなのか? って話だ。

 物理的に行くのが無理か、あるいはそこまでやる気はないのであれば、別に試聴せず、自分のできる範囲で情報を集めてオーディオを選ぶ、というのもアリなんじゃないか? と思い始めた今日このごろである。

テーマ : オーディオ機器
ジャンル : 音楽

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DYNAUDIOというスピーカーに出会ったせいで、こんなブログをやってます。

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