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音色が変わるだけで音質は変わらない?

 機器の買い換え相談で、こんなセリフを目にすることがある。

「それ、音色が変わるだけで音質は変わらないよ」

 グレードアップにならないぞ、という意味だ。一面正しいし、こういう含みのある物言いはいかにも専門知識がありそうで、思わず「なるほど」と洗脳されてしまいそうになる。

 だがその実、これはオーディオのどこに価値を見出すか? のちがいにすぎない。ある種のオーディオマニアは「音色」の価値を極端に軽く見る傾向がある、というだけの話だ。彼らにとっては音色より、音場の広さとか立体感、解像度なんかが重要なわけだ。

 だけど素朴な話、「音色が好みに合うかどうか?」って、どえらい重要な問題だと思うけどね。

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欠陥品か? SOULNOTEのsc1.0Bが生産終了

 SOULNOTEのCDプレーヤー、sc1.0Bが生産終了した。

 http://www.soulnote.co.jp/

 音そのものは躍動感があってよかったが、どうやら仕様に欠陥があるらしく、読み込み不良やノイズの発生、音飛びの評判をよく聞いた。保証が切れたあとに壊れた人は修理せず、サクッと他社製品に買い換えるのが賢明だろう。

 たぶん販売開始から今まで、メーカーサイドは修理コストがけっこうかかったはずだ。PCオーディオが台頭する昨今の情勢もあり、生産終了もやむなし、というところか。

 まあ表向きは「部材が切れた」ってことになってるけどね(^^;

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レコーディング・エンジニアの違いで音が激変する

 最近、音楽を聴くとき、レコーディング・エンジニアが誰なのか? がやたら気になる。

 というのもジャズを聴いていて、「音がいいな」と思うと、それは決まってニューヨークのSスタジオで録音されたものであり、かつ、J.M.氏がエンジニアを務めているのだ。しかも同じSスタジオで録音された盤でも、エンジニアが彼なのかどうかで音がまるで違う。

 つまり同じオーディオ機器で再生させていても、エンジニアがJ.M.氏かどうかで音がぜんぜん違うわけだ。

 逆にいえば、何百万もするオーディオで聴いていたとしても、エンジニアがJ.M.氏なのかどうかで音が激変する。

 とすれば、「いいオーディオ機器」を揃えることの意味、って何なのだろうか?

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CDPは国内メーカーにしておけ、のウソ

 CDPのような駆動部分がある回転系の機器は、アンプなどの他機器とくらべ壊れる確率が高い。だからのちの修理対応まで考え、CDPは国内メーカーにしておくのが無難だ――。

 こういう言説がよく聞かれる。

 実際、私もそう考えた。で、初めて買ったピュアのCDPはデノン製品だったが、保証が切れるとすぐ壊れた。修理サポートの電話対応も最悪だった。で、とっとと見切りをつけ、好きな音が出る他社製品に買い替えた。

 結局、オーディオは「音で選ぶ」のが本筋だ。

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DYNAUDIOというスピーカーに出会ったせいで、こんなブログをやってます。

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