fc2ブログ

JBLがほしい

4429

DYNAUDIOで40年代のジャズは聴けない

 突然、40〜50年代初期のスタン・ゲッツにハマり、猛烈にJBLが欲しくなってきた。解像度が高く空間表現が得意なDYNAUDIOで40年代後期のジャズを聴いても意味ないからだ。

 逆にソースの荒さと立体感のなさをDYNAUDIOが冷酷に暴き出し、とても聴いていられない。古いジャズはずっと聴いてなかったのだが困ったものだ。なんせ我が家のサブは同じくDYNAUDIOなので、これではサブのサブがいる。

 さて、こういうときにはJBLである。

 あれやこれやの細かいことはベールで覆い隠し、音楽の「熱さ」だけをひたすら引き出してくれる。とはいえナニの問題もあるし、4429くらいかなぁ。

 アンプはPASSのINT-150かマッキンで、と空想していたら、調べてみるとINT-150はいつのまにかディスコンになっていた。非常にショックだ。こういう音楽をまた聴くときがきたら、ぜひ欲しいと思っていたのだが。

 とするとマッキンか。どうせなら出力トランスがあったほうがいいからMA6700か……。しかしPASSのINT-150は気に入ってたんだけどなぁ。

 まあいいか。考えるだけならタダだし。

テーマ : オーディオ機器
ジャンル : 音楽

tag : JBL_4429DYNAUDIOPASS_INT-150MA6700

【本日の物欲銀座】PRIMARE PRE32は日本に入らないのか?

PRIMARE PRE32

 こやつは日本に入らないのだろうか?

 SOULNOTEのsa4.0Bと組み合わせるとよさそうなのだが。

 ナスペックさん、ご検討の程よろしくお願いします。

【本日の物欲銀座】GOLDMUNDのTELOS 390ってどうなのよ?

telos_390

GOLDMUND TELOS 390

■GOLDMUNDらしくない(?)素顔のあなたが好き

 前に一度、「GOLDMUNDは気に食わない」と書いておきながら慙愧の念に堪えないが(またそれかい)、正直このアンプが最近気になっている。

 某所にお安いのがあることを知っているだけになおさらであり、さらにいえば某々所にATC SCM19のお手頃価格さんが私に買ってもらえるのをお待ちかねで、かつ買ったTELOS 390でそのSCM19とすでに所有しているDYNAUDIO CONFIDENCE C1を両方同時に乱交状態で鳴らせるんだから一挙両得ではないか? などと自分で自分の背中をドン押ししそうになる自分がこわい。

 もうこうなったらこの際だからとCDプレーヤーもいっしょに買ってしまうぞ。「行ったれぃ」とやっちまうか。HEGEL CDP4AかLUXMAN D-06、あるいはちょっと節約してPRIMARE CD31あたりポチったるか。ああやばいわもう。こりゃ最果ての北の国へでも行って頭を冷やすしかないな。でもあっちへ行けば行ったでまた馴染みのオーディオ屋のおっさんが待ってるんだなぁこれが。

 いや実際のところ、TELOS 390の正体はまだ掴みかねている。

「まだ素顔のわからない、あのオンナの化粧の下がやけに気になる」

 そんなところだ。

 もっとも、「これは既存のGOLDMUNDな音とはちょっと違うぞ」という感じはしている。(だって現にGOLDMUND嫌いなはずの私が「いい」と思うんだから)

 ちなみに今までこやつを試聴したセットはざっと以下の通りだ。

(1) B&W 805S+LUXMAN D-05 (初対面。非常によかった)

(2) B&W Signature Diamond+LUXMAN D-05 (まったくダメ。クソ)

(3) B&W Signature Diamond+Esoteric X-01 D2 (めっちゃよかった)

(4) B&W 802D+LindemannのCDP(型番失念) (なかなかよかった)

(5) VIVID Audio B1+マランツ SA-7S1 
 (低域が膨らみ切ってまるでだめ。1曲聴いただけで帰りたくなった)

 おおざっぱに書くとこんな感じだ。ここから導き出される定理はなんだろう? 上記(2)と(5)のセットは似たような低域の膨らみ方をしており、まるで聴く気がしなかった。たぶん(2)の場合はCDPとの組み合わせの問題だと思うのだが、(5)がよくわからない。

(1)~(5)を眺め渡すと、たぶん機器の兼ねあいによってはイヤンな低域の出方になってしまうアンプなのではないか? とも考えられる。

 このアンプ自体が発する低音が従来のカリカリなGOLDMUNDとは別人28号に豊満で濃厚、艶っぽくゆったり目なのだとすれば、組み合わせるスピーカーとCDPがそれと反対方向のシャープでタイトなコンビになり、相互補完の関係が成立した回(例えば(3))はセッションに成功し、そうでない回(例えば(2)の場合)にはお見合いに失敗する、てな法則を推理しているのだがどうなんだろうか。

 いやまあ同じスピーカーとCDPで、アンプだけ別のに替えて聴きくらべれば一発でカタがつく話なのだが。ああそうかそうしよう。そうに決まった。この話はおしまいだ。では最果ての国のオーディオ屋へ行くのでしばらくさようなら。(でもたぶん更新はします)

【関連記事】

『GOLDMUNDって「土の臭い」がしないよね』

『ATC SCM19、暴力的なまでにアグレッシヴな低域の魔力』

『【アンプ選び試聴記】 DYNAUDIO CONFIDENCE C1をお見合いさせた』

tag : TELOS390SCM19SA-7S1802DSignatureDiamondD-05805SD-06CDP4ACD31

【本日の物欲銀座】FOSTEX G1300が欲しいぞ。おれも枯れてきたかなぁ。

FOSTEX G1300
●FOSTEX G1300

■枯山水のように枯淡な低音が出るスピーカーが気になる

 年のせいか最近、FOSTEX G1300のうなじが脳裏をよぎるようになってきた。枯山水のように枯淡な低音が出るスピーカーだ。以前、「G1300は低域が物足りない」とダメ出ししておきながら慙愧の念に堪えないが、たぶん私自身が枯れて低音の存在しない空間が落ち着くようになってきたのだろう。

 思えば昔は低音がドンドコ出るJBLの43XXがいいと思っていた。たとえば四谷のジャズ喫茶「いーぐる」にあるJBL 4344MkⅡや、下北沢の「マサコ」(昨年9月に惜しくも閉店)で聴いていたJBL 4343Bみたいなやつだ。

 それがどうだろう。

 やっぱり年としか思えない。

 そういえば高校1年のとき悪友にジャズ喫茶へ連れて行かれて以来、店ではずっと巨大なJBLを聴いていた。だから「大きいことはいいことだ」、「JBL以外はスピーカーじゃない」なんて思っていた。

 そんな私の後頭部をひっぱたき、価値観を根底から塗り替えてしまったのが「あたしを捨てるのね?」のDYNAUDIO Audience 42嬢だった。(売る気は毛頭ございません)

 そして今日に至るや、低域がすっかりスレンダーなFOSTEX G1300が脳裏にチラチラする始末だ。(いやそれでもDYNAUDIOは特別なスピーカーだが)。そんな私の遍歴から考えるに、若者なるものは(打ち込みに代表されるような)低音がさかんにドンパチやる音に惹かれるのかな? という気もする。

 とすれば若い人に好かれるJBL 43XXは、胸とおしりがドカンと派手めな女子高生。かたや、いま盛んに私の脳裏にチラつくFOSTEX G1300は、さしづめ小股の切れ上がった粋な大人の女性、ってところだろうか。

 スピーカーと女性の好みは年相応なのだ。

【関連記事】

『「あたしを捨てるのね?」とAudience 42はけなげに鳴った』

『FOSTEX G1300、歯切れのいい軽快なスピード感を味わう』

tag : FOSTEXG1300JBL4344MkⅡ4343BDYNAUDIOAudience42

プロフィール

Dyna-udia

Author:Dyna-udia
DYNAUDIOというスピーカーに出会ったせいで、こんなブログをやってます。

SP:Dynaudio Confidence C1 platinum,
Pre AMP:Viola Cadenza,
Power AMP:Viola Symphony,
DAC:SOULNOTE dc1.0,
CDT:SOULNOTE sc1.0

最新記事
カテゴリ
DAC (4)
メールフォーム
※オーディオ購入の個別相談には応じかねます。ご了承下さい。

あなたの名前:
あなたのメールアドレス:
件名:
本文:

全記事一覧・表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索
※このブログの記事の中から検索します
月別アーカイブ
最新トラックバック
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード