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METRONOMEのCDPのおすすめをいただいた

Le Player 3
METRONOME Le Player 3+

SOULNOTE dc1.0と組むのがマストなので……

 少し前に、METRONOMEのCDPのおすすめをいただいた。

 METRONOMEといえば、数十年前に秋葉原をしょっちゅう巡回していたとき、たまたまダイナミックオーディオで試聴することができて「いいCDPだ」と印象に残っていた。

 その後、モノ作りのコンセプトが変わったようで気に入らなくなり、視界からすっかり遠ざかっていた。

 で、今回おすすめをいただいたので、METRONOMEについて久しぶりにちょっと調べてみた。代理店はエレクトリだ。

買うとすれば「Le Player 3+」か?

 最上位機は200万円くらいのSACD/CD Playerなので、SACDを聴かない私としては完全ボツ。で、上から2番目の機種はCD専用機で100万円くらいの「Le Player 3+」という製品だった。

 これならまあ値ごろ感もあるしいいかなと思ったが、なにしろ我が家ではSOULNOTEの単体DACであるdc1.0と組み合わせるのが前提になる。

 昔、METRONOMEをよくダイナミックオーディオで試聴していたときの印象では、上品な音で解像感とやわらかみがあり好感を持っていたが……なんせdc1.0との相性がわからない。(おそらく水と油)

 しかも我が家のdc1.0とプレイヤーsc1.0の組み合わせは、比較試聴で、ESOTERICが総力を結集した200万円のK-01XDにも圧倒的勝利を収めていたので、どうかなぁ。

 とにかく試聴してみないとわからないのだが、100万円のCDPを買ってdc1.0と組み合わせる意義があるかなぁ……と考えてしまう。

 でもせっかくおすすめをいただいたので、機会があれば試聴してみよう。

 ありがとうございます。

テーマ : オーディオ機器
ジャンル : 音楽

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【プレイヤーなんていらない?】いや我が家はアナクロシステムなのでw

SOULNOTE dc1.0
SOULNOTE dc1.0

わかっちゃいるけど……

「いまどきプレイヤーなんていらないじゃない?」

 ……ってアドバイスくれる人が多いんだけど。

 我が家はSOULNOTEの単体DACであるdc1.0を使うのが大前提なので、プレイヤー使用が必須なのです。

 なぜって、超気に入ってるから。

 なので、こやつを壊れるまで使うつもりです。

 なぜそんなにdc1.0にこだわるのか? といえば、解像度が高く躍動感と力感がすごいのです。

 単体DACはいろいろ試聴しましたが、こやつ以上の製品は存在しません。

 なので、我が家のシステムはコレ抜きじゃ成立しないんです。

 だから私はPCオーディオにもまったく興味がないし、いつまでたってもアナクロシステムのままなんですけどね

(ほっとけアホ)

テーマ : オーディオ機器
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Nmode X-CD3は次なる別天地を見せるか?

Nmode_X-CD3
Nmode X-CD3

物欲を激しく刺激するCDPである

 人間の欲望は果てることがないもので、次なる物欲の対象を見つけてしまった。

 CDPの「Nmode X-CD3」である。

 我が家にはSOULNOTEのCDPであるsc1.0が健在だが、どうやらこのNmode X-CD3はsc1.0より空間表現がいいらしい。

 sc1.0は中域にエネルギーが集中していたために、「パーッ」と広がる空間性や奥行き、広さはX-CD3のほうがいいようだ。

 ハーフサイズというのがなんだか心もとないが、同じシリーズのアナログ強化電源「X-PS3」なるものを追加すると中低域のエネルギー感が増すようである。
Nmode_X-PS3
Nmode X-PS3

 うーん、現行のSOULNOTE sc1.0には何の不満もないのだが、激しく物欲を刺激されてしまう。

 やれやれ、どうしたものやら。

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CDプレーヤーの買い替えが悩ましい

SOULNOTE_dc1_20201219111259ab9.jpg

SOULNOTE dc1.0

グレードアップさせるのがむずかしい

 我が家のCDプレーヤーであるSOULNOTE sc1.0にトレーの誤動作が出るようになってきた。これは同製品が抱える「持病」であり、いままで同じ症状に悩む人をたくさん見てる。ついに「ウチにも来たか」という感じだ。

 となれば買い替えである。

 で、前回と前々回に書いた通りESOTERIC K-01XDを試聴したわけだが、我が家の単体DACであるSOULNOTE dc1.0と、sc1.0を組み合わせた音の方が明らかにグレードが上だったのでひっくり返った。

 ESOTERIC K-01XDといえば、日本で最高峰の高級機だ。なのに我が家のSOULNOTEコンビは、すでにそれを上回ってしまっている。じゃあ、いったいここからどう買い替えればいいんだ?

 そんな今日この頃である。

 CDプレーヤーは8割方、DACで決まる。で、状況を客観的に分析すると、明らかに我が家の単体DACであるdc1.0のコスパが異常によく、潜在能力がとんでもなく高いとしか考えられない。なんせESOTERIC K-01XDを上回るのだから、両者の価格差を考えればそういうことになる。

 となれば買い替え方が悩ましい。

もうdc1.0は壊れるまで使う

 つまりDACごと買い替えようと思っていたのだが、どうやらそれは無謀なわけだ。だって我が家のDACとsc1.0を組み合わせれば、たちまち「日本で最高峰の音」になっちゃうんだから。

 となればまずSOULNOTE dc1.0は壊れるまで使う、とハラを決める必要がある。ならば問題はCDトランスポートのほうだ。

 DACがすごく高品質なんだからCDトランスポートはそこそこでいい、といえばそうなる。とはいえヘンなものは買いたくない。しかも私はSACDをまったく聴かないし、手持ちの単体DACと組み合わせるとなるとCD専用機になる。ゆえに選択の幅が極端に狭まるのだ。

 だっていまどき、CD専用機なんてほとんど出てないでしょ?

 とすれば選択肢は必然的に、SOULNOTEのCD専用機である現行機のC-1が浮かび上がる。

 かの鈴木総帥はいなくなったとはいえ、sc1.0と同じメーカーで作ってる現場の人も同じだから、テイストの違和感は避けられそうだ。たぶんC-1もsc1.0同様、我が家の単体DACであるdc1.0と組み合わせれば相応以上のエグい音になるのではないか? そう期待できる。

 一方、SOULNOTEのSACDプレーヤー、S-3というテもあるのだが、dc1.0と組み合わせたC-1には勝てないのではないか? とも想像できる。

 うーん。それなりの予算は覚悟していたが……ここはこなれた価格のC-1を買い、余ったおカネで好きなCDでも買うかな? S-3は試聴できそうだからあわてることはないし。

 しかし悩むなぁ。

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ESOTERIC K-01XDを買う人ってどんな人?

端正なだけでクソつまらない音w

 いやぁ、先日行ったESOTERIC K-01XDと、SOULNOTEのdc1.0+sc1.0の比較試聴(記事はこちら)では、つくづくオーディオの値付けについて考えさせられた。

 いままでオーディオの値付けって実に巧妙に行われていると考えていた。

 実際、過去に同じメーカーの違うランクの2機種を比較試聴すると、「なるほど、ここの音がこう違うと〇万円の差になって出るわけだな」ってな具合いに納得できたのだ。

 ところがメーカーの違う今回の2機種を聴きくらべてみて、そういう価値観が根底から崩壊してしまった(笑)

 だってESOTERIC K-01XDのほうを買う人って、単にカネが余っててESOTERICというブランドのネームバリューに惹かれてるだけ、に思えるからだ。

 ESOTERIC K-01XD、端正な音だけど、ホントにクソつまらない音なんだよね(失礼)。いや比較試聴の記事ではかなり抑えた表現をしたんだけどね。

 K-01XDってなんだか「クソまじめな日本人が技術の粋を集めて作りました」みたいな感じなんだけど、肝心の「歌心がない」みたいな音なわけよ。

 あれだったらdc1.0+sc1.0のほうを買って、差額でCDを100枚買った方がよっぽど楽しめるって。

 まあ「好みの違い」ってのもあるんだろうけど……ホントにどこがいいのかわかんなかったからね、ESOTERIC K-01XDは。

 みなさんもオーディオを買う前には必ず試聴をしましょう。

 で、くれぐれもメーカーの一方的なうたい文句とか、値段には騙されないように。

 では健闘を祈る。

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ESOTERIC K-01XD、涼やかな貴族

k-01xd.jpg

シャープで高い分解能

 クールでシャープな解像度の高い音だ。音像が明瞭この上ない。

 音のエッジが明確で、決して輪郭を緩ませない。ピアノの音には芯があり、がっしりした骨格がある。キリリと引き締まった甘さのない音だ。

 立体的な空間表現も一定レベルをクリアしている。

 音数も多い。

 ただし、この音は好みが分かれるだろう。基本的な能力は非常に高いが、この音色には好き嫌いが分かれるはずだ。

 あえて私の好みで主観的な表現をしてしまえば、暗い音色で気分が高揚しない。カチカチに硬い音で色気を感じさせない。

 SOULNOTEの単体DACであるdc1.0とトランスポートのsc1.0との組み合わせと比較試聴したが、躍動感が圧倒的にちがう。もちろんSOULNOTEコンビの圧勝だ。

 おそらくクラシックを聴くにはいいが、ホットなジャズやロック、灼熱のファンクなんかにはおおよそ向かない音だ。「気がつくとカラダでリズムを取っていた」みたいな躍動する音じゃない。

 てなわけで私の好み的には合わず、お買い上げを断念しました。

 余談だが今回の比較試聴では、SOULNOTEのdc1.0とsc1.0セットのよさばかりが際立った。

 驚いたことに我が家のSOULNOTEコンビは、下手すると200万クラスの音質らしい(笑)。まさかこんなにコスパがよく、潜在能力が超絶的に高いとは思ってもみなかった。

 このSOULNOTEコンビに匹敵するCDPなんて、ハイエンドでもめったにないのかもしれない。

 こりゃ、買い替えは断念したほうが正解なのかもなぁ。

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ESOTERIC K-01XDがほしい

k-01xd.jpg
ESOTERIC K-01XD

今度は上流のテコ入れか?

 まったく信じられない。

 私は8月に新アンプ、ViolaのCadenzaとSymphonyを買ったばかりだ。

「もうこれでオーディオは上がりだ」

 そう思った記憶も新しい。

 なのにそれから2ヵ月も立つと、もう「ViolaにESOTERICのK-01XDを組み合わせると、どんな音になるのか?」などと夢想している。ありえないことだ。

「オーディオは上がり」と言った舌の根も乾かぬうちに、もう次の散財の算段をしている。しかも200万のプレーヤーである。

 まったく正気の沙汰とは思えない。どうかしている。こんなことでいいのか? と強く思う。


 だが欲しいのだ。

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CDプレーヤーはDACのちがいが大きい

単体DACを替えてびっくり

 CDプレーヤーのトランスポート部は、音にどれくらい影響するのか? そう思い、昔、実験してみたことがある。

 実験では、同じ価格帯だがメーカーのちがう2台のCDプレーヤーを用意した。そしてこれらをCDトランスポート専用として使った。で、2台を同じ単体DACに交互につなぎ、トランスポート部による音のちがいを検証した。すると私の駄耳では、ほとんどちがいがわからなかった。(もちろん微妙な差はあったがブラインドではわからない)

 さて次はDACによる音の差だ。

 今度は同じ価格帯で、メーカーが異なる2台の単体DACを用意した。で、1台のCDプレーヤーをトランスポートとして使い、これを2台の単体DACに交互につなぎ替えた。するともう、笑っちゃうくらい音がちがった。(当たり前だが)

 やっぱりDACのちがいが大きいんだなぁ、CDプレーヤーって。

(付記)

 ただしトランスポートのグレードがちがう場合、例えば100万のトランスポートと50万のトランスポートの音のちがいは未検証なので今後の課題だ。

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マランツ CD5004、実売3万を切る価格破壊

マランツ CD5004

音の分離がよくハッキリくっきり

 解像感があり、ハッキリくっきり。高域に独特のツヤがある。高音がひんやりする寒色系だ。デノン製品のような低音に量があるタイプではなく、タイトな音。なのにその割にはエネルギー感や躍動感もある。なんといっても実売3万を切るコストパフォーマンスが最大のウリだ。

 セットした機器はスピーカーがDALI ZENSOR 1、アンプがマランツのPM5004だが、この組み合わせでは三次元的な立体感があり空間表現のうまさが目立つ。音像にリアリティもある。帯域バランスでいえば中高域が立っており、サックスやヴォーカル、ギターの伸びがいい。弦の音も艶やかだ。

 考えてみれば今まで実売3万を切るクラスで、こう音の分離がいい機器があっただろうか? と考えてしまう。

 いや、もちろん長所だけでなく短所もある。低域に密度感のないすっきりタイプだから、低音がブンブン鳴るJ-POPやHip-Hopに耳が慣れている人だとスカスカに感じるかも? (実際、情報量は価格なりだ)。また人によっては高域がシャリついて聴こえるかもしれない。

 こんなふうにオーディオ機器は長所と短所をはかりにかけ、「自分の好みに合う」と思える製品を選ぶのが正しい。そんな目で見れば、おそらく本機がお眼鏡にかなう人も多いはずだ。

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ESOTERIC X-01 D2、型落ちだけど「腐っても鯛」

ESOTERIC_X-01_D2

義経の八艘飛びみたいな軽やかさ

 絵に描いたように解像度が高く、ハッキリすっきり。空間的な広がりのある音が出る。中域から高域にかけてがスコンと抜けてて気持ちいい。「腐っても鯛」という言葉があるが、型落ちの鯛のすごさを見せつけられた試聴だった。

 シンバルがシャキッと実体感を持って鳴る。キツい高音が苦手な私にも苦痛でないどころか快感ですらあった。これが100万越えの実力か、てな感じ。いやESOTERICでいえば過去にK-01等も聴いたことはあるが、そのときは組み合わせが悪かったのか、こうは感じなかった。

 ノリが軽やかで義経の八艘飛びみたいな音だ。以前、B&W 802SDとムンドの組み合わせでX-03SEを聴いたときにも感じたが、(ESOTERICは好みじゃないとはいえ)このクラスになるとさすがにちがう。X-05クラスでは好みに合わなきゃ触手は動かないが、このレベルなら好みの問題じゃない。

 個人的にはもっと重みのある音が好きだが、あの音はどうしても認めざるをえない。客観的にいい機械である。

音の表面に「描かれた模様」が見えるベースの音

 いちばん違いを感じたのはベースの音だ。音の表面に描かれた模様や、音の凹凸が手に取るようにわかるリアリティだった。低域の解像度が高いのである。

 ベースの音って、ただなんとなく低い音が「ボーン」と遠くで鳴ってるイメージがある。だが本当にいいベースの音とは、コリッとした歯ごたえのある質感であること。しっかり音の芯があること。トランジェントがよく、躍動感があること。そして音の表面が見えるかどうか? だ。

 本機はこれら4拍子が揃っていた。好みの方向性ではないが客観的に筋がいい。参考までに1~2クラス下の海外ハイエンド・ブランド製品と聴きくらべたが、まるっきりお話にならなかった。

 ただ惜しむらくは私にとってムダな機能、意味のない物量が満載で非常にもったいない。SACD機能とか、IEEE1394うんちゃらとか。そのぶんコストを削り価格を下げるか、あるいはDACやトランスにさらなる物量を投入してもらえたら、と感じた。

 自分にとって余計なものを省き、「CDをいい音で聴くこと」に特化した製品がほしい。これならコストダウンできるし、客ごとに異なる細かなニーズにも対応できる。例えばオーダー時にブラウザからDACを選択できたり、トランスを選べたり……。

 あ、でもこれじゃオーダーメイド・パソコンならぬ、オーダーメイド・CDPか。工場の生産ラインから根こそぎ多品種少量生産に変えなきゃあかんわ。

 だめだこりゃ。

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プロフィール

Dyna-udia

Author:Dyna-udia
DYNAUDIOというスピーカーに出会ったせいで、こんなブログをやってます。

SP:Dynaudio Confidence C1 platinum,
Pre AMP:Viola Cadenza,
Power AMP:Viola Symphony,
DAC:SOULNOTE dc1.0,
CDT:SOULNOTE sc1.0

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